ちょっとひとこと
2011年 7月 10日 日曜日
今回は、サーモン・ラインについて最近気になった事をお話しします。
ここのところ皆様よりラインの選択についての質問、問い合わせが目立ってふえています。
特に多いのは、ヘッドレングスが30’から50’のシューティング・ヘッドのカテゴリーに属する短いサーモン・ラインについての質問です。
例を挙げると「Norway Speycasterにはどのメーカーのシューティング・ヘッドがマッチするのでしょうか?」または「何々メーカーのスカンジナビアン・スペイライン#10を使いたのだが、対応するB&Wロッドはなんでしょうか・・・?」といったほとんどがロッドとライン重量のマッチングについての非常にデリケートな内容です。
これは一言でいうとここ数年来、様々なメーカーより多種多様のシューティング・ヘッドラインが毎月のように発売されており、それにともないかなりの数のユーザーが何を基準にロッドとラインを組み合わせたら良いのか判断に窮している為ではないかと想像できます。
現実に各ラインメーカー、ロッドメーカーともそれぞれが独自にラインについての基準をつくり、それに準じてどんどん製品開発をおこなっている状況の中で今やAFFTAの出しているライン番手、ライン重量についての統一規格があまり意味をなさない状態です、まさに混迷と言えるでしょう。
ユーザーにとって選択肢が多いのは結構な事です、しかしライン番手・重量についてある程度の統一的な規格がないままで細分化が進むのは決して良い結果にはならないでしょう。
そろそろこのあたりで問題点を整理してスタンダード全体と数値の再考すべき時期がきているのではないでしょうか。
さらなるシューティング・ヘッドの多品種多様化についての議論は、別会場で行う事として下記にAFFTAスペイライン・スタンダードの数値をご紹介いたします、現状からするとこれがライン選択の決め手になるかははなはだ疑問でありますが、翻って別な視点から見ると数値配列の行間に別の何かが見えてくる事もあります。
AFFTA Spey&Twohand Line スタンダード
AFFTA approved spey line weight standards
|
ShootingHeads |
Short Bellys | Medium Bellys |
Long Bellys |
||
|
Line style |
H | S | M |
L |
|
|
|
Head length | 30′-50′ | 50′-60′ | 60′-70′ |
70′ plus |
|
Weight point |
40′ | 55′ | 65′ |
80′ |
|
| Line wt. | Increment | grains /grams | grains /grams | grains /grams |
grains /grams |
|
6 |
250 / 16.2 |
420 / 27.3 | 460 / 29.9 |
600 / 39 |
|
| 50 | |||||
|
7 |
300 / 19.5 |
470 / 30.5 | 510 / 33.1 |
650 / 42.2 |
|
| 60 | |||||
|
8 |
360 / 23.4 |
530 / 34.4 | 570 / 37 |
710 / 46.1 |
|
| 70 | |||||
|
9 |
430 / 27.9 |
600 / 39 | 640 / 41.6 |
780 / 50.6 |
|
| 80 | |||||
|
10 |
510 / 33.1 |
680 / 44.2 | 720 / 46.8 |
860 / 55.8 |
|
| 90 | |||||
|
11 |
600 / 39 |
770 / 50 | 810 / 52.6 |
950 / 61.7 |
|
| 100 | |||||
|
12 |
700 / 45.5 |
870 / 56.5 | 910 / 59.1 | 1050 / 68.2 |
Head length to include the head and back taper to the holding line and/or running line.